服薬支援をする目的とは

query_builder 2024/05/01
39

訪問看護において、高齢者の方をサポートする業務は多くあります。
高齢になると、薬の飲み忘れや誤った服用をする可能性があるため、専門的なサポートが必要です。
そこで今回は、服薬支援の目的についてご紹介いたします。
▼服薬支援の目的
服薬支援とは、ご利用者様が薬を正しく服用するためのサポートが目的です。
在宅高齢者における服薬の自己管理状況を把握し、適切な支援を実施します。
薬物療法の正しい情報と知識を持ち、ご利用者様の気持ちや環境に配慮したサポートが必要です。
▼服薬支援のポイント
■ご利用者様の身体的機能を把握
ご利用者様の状態を把握して、適切に服用できるのかを把握します。
視力・認知・手の巧緻性・嚥下など、ADLを細かく確認することが大切です。
まずは服用する際の流れを観察し、問題がないか確認をしましょう。
■服薬説明の理解
利用者が服用における量・方法・回数など、十分に理解しているのかを確認します。
もしわからないことがあれば、何がどのようにわからないのか理由を明確にして、解決を目指しましょう。
■多剤服用に気を付ける
高齢になると複数の疾患を抱えていることで、服薬量の多い方もいらっしゃいます。
特に複数の医療機関を受診している方は、別々に処方された薬を合わせて服用する場合もあります。
現在服用している薬を把握して、飲み合わせに問題がないか医師・薬剤師などに相談しましょう。
▼まとめ
服薬支援とは、利用者が正しい認識を持って適切に服用するためのサポートが目的です。
ご利用者様の身体状態や生活環境・服薬説明を正しく理解しているのか確認し、薬の安全な利用を促します。
『訪問看護ステーションのどか』では訪問介護サービスを提供しており、一緒に働く看護師を募集中です。
シフト制やWワークも可能なので、興味のある方はぜひご応募ください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE