要介護と要支援の違いは?

query_builder 2025/01/01
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介護保険サービスの「要介護」と「要支援」は、何が違うのでしょうか。
介護保険制度に基づいて定められているだけに、違いがわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、要介護と要支援の違いをまとめましたので、参考にしてみてください。
▼要介護と要支援の違い
■介護の必要性
要介護と要支援では、介護の必要性に違いがあります。
・要介護…日常生活のすべてにおいて介護を必要とする
・要支援…常に介護の必要はないが、日常生活における支援は必要
なお、要介護状態に移行する恐れのある方も「要支援」に認定されます。
■利用目的
「なぜ介護保険サービスを利用するのか」という目的も、両者で異なります。
要介護では、現在の要介護度の維持および改善を目的とするのに対し、要支援は介護状態に移行しないことが最大の目的です。
■担当者
介護保険サービスを利用するには事前に手続きが必要で、担当者も異なります。
・要介護…介護支援専門員が担当し「ケアプラン」を作成する
・要支援…担当は地域包括支援センターで、作成するのは「介護予防ケアプラン」である
地域包括支援センターではさまざまな相談事に対応しているため、サービスの利用手続きに時間がかかることも少なくありません。
一方の介護支援専門員は介護事業所に所属しており、利用者の数が決まっていることから、手続きがスピーディーという違いもあります。
▼まとめ
要介護と要支援では、介護の必要性・利用目的・担当者が違います。
認定を受けるには、主治医もしくは地域包括支援センターに相談してみてくださいね。
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